チューリップ

猫が食べると危険な植物

チューリップ(ユリ科/チューリップ属)

春の訪れを感じるお花の代表にチューリップがあります。

チューリップの歌は、子供の頃に誰でも口ずさんだことのある、馴染みのあるお花の一つですね。

そんな愛らしいチューリップですが、猫ちゃんにとっては最も危険な植物 “ユリ” と同じ科(ユリ科の植物)になります。

チューリップは、球根、茎、葉、花、全てが有毒で、特に球根部分に有毒成分(ツリピン)が集中しています。

球根を直接食べなくても、生けてある花瓶の水が危険になることもあります。

主な症状は、 元気減退、嘔吐、下痢、脱水、食欲低下、尿が出なくなる、胃腸の炎症、心臓の異常、呼吸困難、痙攣けいれん、腎臓機能の低下、急性腎障害などです。

口にしてから1日も経たないうちに、急性腎障害を引き起こし死に至るケースもあります。

2018年、イギリスで猫ちゃんがチューリップを口にして、急性腎障害で亡くなった猫ちゃんのニュースが、英メディア『The Sun』など報じられました。

チューリップと猫ちゃんのショット写真をSNSに投稿、翌日に猫ちゃんが足を引きずるなどの症状が発症。

急いで動物病院に連れて行きましたが、既に手の施しようが無い状態で、虹の橋を渡ってしまったそうです。

チューリップを口にしてから、わずか1日で腎臓が機能しなくなります。

腎臓が機能しなくなると尿毒症に陥り、最悪の場合は死に至る可能性も 。。。

お花の色彩が写真に映えますし、猫ちゃんとのショット写真も多く見られますが注意が必要です。

SNSに投稿した写真が、最後の写真となってしまうなんて。。。

悲しすぎます( •̥ࡇ•̥ )

猫ちゃんにとっては、とても危険な植物ですので、家の中には持ち込まないように注意が必要です。


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