デルフィニウム

猫が食べると危険な植物

デルフィニウム(キンポウゲ科/オオヒエンドウ属)

切花でもドライフラワーでも人気があるデルフィニウム。

鮮やかなブルー系の花が爽やかな印象ですが、紫やピンク、白など花色が豊富なのも魅力の一つです。

初夏のお庭に彩りを与えてくれるデルフィニウムは、ガーデニングとしても大変人気です。

繊細でやさしい雰囲気のデルフィニウムは、花瓶に生けても魅力的ですが、猫ちゃんにとっては有毒なキンポウゲ科の仲間になります。

全ての部分に人や猫にとって毒性のある “アルカロイド” の “デルフィニン” を含みます。

特に、種や若い葉っぱに多く含んでいて、猫ちゃんが口にすると便秘、流涎りゅうぜん(唾液過多)、筋肉の衰え、疝痛せんつう(発作的な内臓痛)、痙攣けいれん、不整脈、呼吸器の麻痺など中毒の症状を引き起こします。

また、心不全や心停止が発症する恐れがあり、猫ちゃんにとって大変危険です。


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